著書「スモールビジネスの教科書」を読んでの感想

「スモールビジネスの教科書」なる本を読んだので備忘として印象に残ったことなどを。

要約するとどんなことが書いてある本なの?

端的に言えば、スモールビジネス、いわゆる一人で行えるレベルの小さなビジネスを立ち上げることがいい人生の第一歩になる。

そのために、どんな調査をして、どんなニーズを掴んで、どうビジネスを立ち上げていくのかを記した本でした。

著者が元々コンサルティング系のお仕事をされていたそうで、内容としては少し難しめな印象はありました。

が、まさに私が目指している姿そのもので何回も読み直す価値がある本かと思います。

何が印象に残った?

少しビジネスの勉強をしていれば顧客のニーズを掴むことは当たり前のことですが、印象に残ったのはそのニーズの掴み方ですね。

そもそも世の中のニーズというものは天才たちが発見しつくしていているんです。

そのニーズに対して各企業が資本力を使って利益をかっさらっていく、というような基本的な構図があります。

そうはいっても、大企業でも手を出したくない、出しにくい、出してしまうと効率が悪いなどの理由でニーズの中でも手を出しにくい領域があるとのこと。

そこに自身の属人的な能力を生かして、利益を掴み取ろうという算段ですね。

ニーズというものは必死に掘り起こすようなものなのかと思っていましたが、肝はリサーチ能力

いかに競合が少ないところかつ市場性が存在するのかというものを見つけることが一番重要となるようです。

あとは、特別専門的な技能は必要ないこと。

ある程度のレベルまで品質を担保できれば顧客にとって関係ないんです。

現に私が行っている仕事も、皆さんが行っている仕事もうまくいかない点もあったり、成長過程だったりしますが、それでもお金(売上)を確保できます。

いかに悩みを解決する(ソリューション)が提供できるかどうかなんでしょうね。

私は元々、うまくビジネスを行われている方のブログを見てECサイトやりたい!と思っていましたが、そこに固執するのはよくないかもしれません。

そこのブログの方も今更ECサイトを立ち上げるべきでないともおっしゃっていますし、盲目的に突き進むのは得策ではないと思いました。